訪問看護ステーション

病気になった、年齢を重ねて思うように動けなくなった。
そのような変化が人生に訪れた時にどこでどのように過ごされたいですか?
- ◎ 自分らしく生きるために、住み慣れた環境で最後まで暮らしたい。
- ◎ 今まで通り様々な役割を持ち続けながら生活したい。
いろいろな想いがあると思います。

私たちは、家族のそばで自分らしく生活し、安心して療養できるよう住み慣れた自宅での生活をサポートしています。
何ができるのかを考え寄り添い支え、地域の皆様の役に立ちたいという想いのもと訪問看護を行っています。
地域には、医療機関だけでなく、ケアマネジャーやヘルパーなどの介護サービスなどサポートできる仕組みがあります。皆さんが「どうすれば自宅で過ごせるか」病気や介護環境への不安などたくさんあると思います。「どう過ごしたいか」という皆さんの考えや思いを大切にした自分らしい生活を過ごせるよう一緒に考えながら日々訪問しています。
何かあれば、お気軽に私たちにご相談ください。
訪問看護の役割って?
身体機能の回復支援
慢性心不全の方や圧迫骨折の方に対して、訪問看護を通じてリハビリを行い、歩けなかった方が歩いてトイレに行ったりできるようになりました。
生活の質向上
圧迫骨折の方に対して、当初、認知症状が出現し家族さんも途方に暮れておられ、在宅生活は難しく施設入所を考えておられましたが、調理や洗濯などができるようになり、お風呂に入れなかった方が、湯船に浸ってリラックスしていただけるようになりました。
多職種連携による包括的ケア

ケアマネジャーさんと連携し住み慣れた環境で安心して生活ができるようにサポートします。
終末期のケア
「終末期」と言っても様々なケースがあります。
化学療法を継続しながら在宅生活を望まれる方、治療はせずに痛みを和らげ家族との過ごす時間を望まれる方等々、想いを大切に「今できること・やりたいこと」ができるよう「家族との時間を大切にケアしていきます。
刻々と変わっていく状態に本人やご家族はこれからどうなるのだろうかという不安で押しつぶされそうになることも多々あります。訪問時にご挨拶と同時に「いかがですか?」と声掛け傾聴し気持ちが落ちつかれてからお話をさせて頂いています。
そして、最後にお身体を清めるエンゼルケア(ご希望によって対応しています)があります。日頃好きだったお洋服を用意して頂き身支度をさせて頂きます。
社交ダンスのドレス、野球ユニホーム、紋付き袴、着物等々をご家族と一緒に話しかけながらケアをさせて頂くと「安らかに眠てるみたい」「一緒にさせてもらってありがとう」の温かいお言葉を頂いています。
このような思いで日々、患者様に寄り添い訪問看護をしています。