CT検査はエックス線での肺がん検診で観察しにくい部位に発生した肺がんや、微小な肺がんの発見に有効です。
従来の肺がん検診の胸部X線(レントゲン)写真では、肺の約3分の1は近接する臓器(心臓や血管、横隔膜など)と重なりますので、小さな肺がんを見つけることが困難な場合があります。
しかし、CTは断面像ですから重なりがありません。従来の胸部X線写真による検診と比較して、より小さく、より早い時期の肺がんを発見できることが国内外の研究で報告されています。
CT検診による肺がん発見率は、胸部X線検診に比べて10倍程度高く、発見された肺がんは早期の比率が高く、その治療成績も良好であることが知られています。
当院のCTではX線スペクトラム変調による最新の撮影技術を搭載し、一般的な胸部レントゲン検査2方向と同程度の被ばく線量で低線量のCT撮影が行えます。
下記に該当する方に低線量肺がん検診をおすすめします
- 40歳以上の方
- 喫煙する方、あるいは以前に喫煙していた方
- 近親者に肺がんになった方がいる方
- 定期的な検診を希望される方
料金
14,500円(税込み)
※その他、肺がん検査追加オプションとして喀痰検査、腫瘍マーカーがあります。
詳しくは当院にお問い合わせください。